じいじが鉄人になった日

ほんまかいな鉄人の会

毎年、25期生スポーツレクリエ―ション学科の、クラスの近況報告の新聞を作り、  4月のクラス会の時に渡しましたが、鈴木 克忠さんの「じいじが鉄人になった日」の原稿と本を見て素晴らしい出来栄えに驚き、取材をお願いいたしました。

12年前、鈴木さんがレイカディア大学で、男の料理教室へ入ったという話の中で、奥さんに何か作ってあげようと見たらワカメがあったので、1袋を水に入れたらボールから飛び出し・・・ギャ~ッ(笑)

それが「ほんまかいな鉄人の会」で、腕をあげなおかつ続けている事に興味がわきました。
 
 
鈴木さんのお話・・・

9名でキャンプ用の食事を作っていると、保健センターから、先生がいるから男の料理をやらないかと話がありました。

料理とは縁もゆかりもなかったシニア男性たちが1年を終え、気がついたら12年間浅井先生の下で、1つ々教えて頂きました。

18人中、8名がレイ大卒です。

このような立派な本を出して頂き、感謝をしています。
                         鈴木 克忠
 

 浅井 希栄子先生のお話・・・

「ほんまいな鉄人」のメンバーに、「70歳を過ぎたらもっと早いですよ」といわれ、エッ、今よりもっと早くなるの、なんとかして形にして残したいと、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、還暦記念に向けて数年かかりました。

お隣のお嬢さんで、徳増 美都穂さんが、アメリカからお産で1カ月帰って来た時、お願いをしたら快く引き受け、念願の本が出せました。

初めは1,500円で、700冊作ったが、増刷々で、1200冊になりました。

本をめくると、浅井 希栄子先生の、出だしから「なんちゃって栄養士」と、ユニークな表現と、作った食品にコメントを書き、162ページのレシピと写真が美味しそうに載っていました。

それもそのはず、徳増 美都穂さんは、プロの写真家&グラフィックデザイナーでした。

この写真は、本を写させていただきました。
 
 
下の写真は著者の、浅井 希栄子先生の許可を頂き、プロのカメラマン兼編集者の、徳増 美都穂さんのを、スキャンさせていただきました

さすがはプロです、表情が上手く撮れてます。
 
 
 
 
2015年7月10日

浅井先生のお話をしっかり聞く、「ほんまかいな鉄人の会」の殿方たち

右下の赤い丸は、班を決めるくじ引きだとか。
 調理室へ入るとそれぞれが作業に取り掛かっています。
 それぞれが黙々といろんな食材を担当し、ビックリするような細い千切りも、各テーブルで作られていました。

一人々が違う作業に取り組んでいます。
不思議だったのは、用事で遅れてきた方が、来るなり鶏肉をなべで炒め、違和感なく調理を始めた事でした。これは最後の方で分かりました。 
玉ねぎのみじん切りを切っていた方が、「切り方を忘れた」というと、浅井先生が講習です「何度でも聞いてね」優しいお姉さん兼母親のようでした。

美味しそうなお料理が出来、別室へ。

皆の席にランチョマットが敷いてあったので、慌ててハンドタオルを。

それぞれがランチョマットを敷き、その上に出来たお食事を乗せ、優雅にお食事・・・ 
花があるなあ・・・

この日のレシピは「マッさんカレー」タイ南部で食べられています。

「人参のソムタム」タイやラオスで食べられています。

「甘酒豆乳ゼリー」男の料理で難しいのに挑戦ってすごいです。

初めて食べたが、どれも美味しかったです。御馳走様でした。
後片付けも皆きびきびと動いています。
 
 会長 由牟田 捷久さんのお話・・・

いつまでも 体「元気」心「健康」そして笑顔で、料理を楽しみ、皆と親睦をはかる。

チームワークが良く、月2回を楽しみにしています。

毎回くじ引きで班が決まり、一人一品仕上げる。道理で、遅れてきた方が、スンナリと溶け込み、自分の役割をスッと始められたのは、すごいと思いました。

 
ほとんどの殿方たちは会社人間を終わった方達で、包丁を持った事がないでしょう、12年間継続し鉄人と名前を付けられた事はすごいです。

「継続は力なり」を、目の前で見せて頂きました。

本のお若い先生を見て、12年間引っ張り続け、殿方達の生きる、無限の力を引き出した事に拍手喝采を送ります。

取材のご協力、有難うございました <(_ _)>

    平成27年7月10日 取材 シニアネット更新当番 ノンノン